TOYOTA CENTURY

日本最高級車、 トヨタ自動車の新型新車センチュリー、保険事故修理にて入庫いたしました

トヨタの最高級車センチュリーの側面事故修理になります

センチュリーは 外装・内装・機能・装備・走行性能どれを見ても最高峰の技術や手間がかかっており、修理・板金塗装が大変そうですが、渾身の技術で作業したいと思います

作業前に入庫車両の内装が汚れないように防水・防塵ののシートカバーを装着いたします

新型センチュリーの右側面の損傷個所の確認

まずドアミラー触ったらぽろっと外れました、走行中で無く良かったです

続いてドアの損傷です、下部の方はキズが確認できますがドアミラーの下のライン下が面積が広く大きく凹んでいます

塗装面がとてもすごい鏡面仕上げで色味に深みがあります

続いてリアまわりの、クォーターパネルとリアバンパー

工場内に車両をいれ確認すると、Cピラーまだ凹みがありました

Cピラーは、後席から降りたVIPが身だしなみを整えることができるほど磨き込まれているみたいです

フロントグリル真ん中の「鳳凰」エンブレムは、工匠が金型を約1カ月半かけて手で彫り込み、さらにそのエンブレムを彩る縦格子のフロントグリル奥に「七宝文様」を配置。前後二重構造にすることで「品位ある華」を表現しているみたいです

損傷個所の確認も終わりましたので、部品の脱着をします

板金作業にかかり塗装を研ぐと下地が年輪の様になっていました

電着塗装→下地塗装 → 色 → クリア → 色 → クリア → 色 → クリアと5層にも塗装が何層にもなっています

調べるとセンチュリーの精華は、5層コートの塗装方法を取っており、毎工程で焼き付けを行い、中研ぎも行われ、これはレクサスも同様ですが、センチュリーはそれを職人の手作業で行っているみたい

エターナルブラックだけに関して、後席に乗り込む際、あるいは降りる時に、VIPの方の「映り込みが美しく見えるように」という点にまで配慮、美しい塗装、7層もの塗装が施されています。電着、中塗り、ベースカラー、クリア(無色)、ベースカラー、カラークリア(ブラック)、トップクリア(耐すり傷)のなんと7層(7コート5ベイク)という塗膜構成。仕上げは3回(水研ぎ)を経た後、最終的に鏡面仕上げがされとても手間がかかっています

サンディングにて塗装面を研磨し、スタッド溶接機にてボディ形状に合わせて細かく修正引き出しをして、薄くパテにて修正後、サフェーサー塗装が完了致しました

サフェーサー塗布完了後は、耐水ペーパーの水研ぎでラインや形状を入念に細かく作り上げていきます

リアクォータ作業にてプレスラインがわずかにズレていたので、クォーター全体をもう一度、サフェーサー塗装して修正後、水研ぎにてもう一度プレスラインや形状を入念に細かく作り上げ、塗装ブースに移動し完了

ボディカラー調色していきます、カラー番号は1C0、精華(せいか)、レイディエントシルバーメタリック

センチュリーのボディカラーは、「神威(かむい)、エターナルブラック」、「摩周(ましゅう)、シリーンブルーマイカ」、「瑞雲(ずいうん)、デミュアーブルーマイカメタリックモリブデン」、「鸞鳳(らんぽう)、グロリアスグレーメタリックモリブデン」、「精華(せいか)、レイディエントシルバーメタリック」という特殊な名前が示すように、通常のトヨタ車の塗装色と異なる特別な塗装がなされています

何度も何回も調色配合補正をし、テストピースに塗装して調色完了

マスキングにて養生後、センチュリーの精華レイディエントシルバーメタリックを塗装

フロントフェンダーは写真で分かるようにヘッドライト側の方が色がかかっていません、色の違いが出ないようにボディ色をぼかしクリアーで全部覆い被せ塗装完了


ですが車は、最高峰最高級センチュリーしっかりと乾燥し塗装肌を調整しながら足付け後

綺麗に清掃・脱脂もう一度クリアだけのマスキング作業

ダブルクリアー・耐スリ傷性クリア塗装

塗装時のブツも無くとても綺麗に塗れました

あとはポリッシャーにて磨きこんで、鏡面肌仕上げ塗装肌を整え、新品部品の取り付けや脱着部品組付け後

ガラスコーティング施工

最後にしっかりとシャンプー洗車、ルームクリーニングなどをして完成

この度は御用命いただきありがとうございました

国産車はもちろんの事、トヨタ最高級車センチュリーや外車・輸入車の鈑金塗装修理が豊富ですので

愛知県一宮市のSPG(エスピージー)まで、お気軽にお問合せ下さい